日本のソフトウェア産業の衰退

日本のソフトウエア産業、衰退の真因 | 日経 xTECH(クロステック)を読んで日本が世界に通用しない理由の一旦を知ることができました。


結局のところ経営者が目先の利益を追うばかりに、
先のことを全く省みず行ってきた行為がソフトウェア産業の衰退のいう形で表面化してきているんでしょう。


派遣業というのは人の能力がどうあれ成り立ってしまうところがあるので
別にこの会社でだめなら他の会社へ行けばいいというのが普通に成立してしまいます。
(もちろん当事者や会社の評判は落ちるでしょうけど)
これって経営者からするとすごく楽なはずで
人をだせば安定収入が毎月入ってくる(リスクがない)をずっと続けたいのが本音でしょう。
請負になれば必ずそれ相応のリスクが生まれますから。


しかし私の経験から言って利益の追求しかしない限り会社の文化は必ず衰退していきます。
会社の目標=お金だけでは必要なお金を手にした社員なんてすぐやめてしまうだろうし・・・。
今後の更なる発展のために会社としてこの記事にでてくる請負契約で仕事をすることは
会社が自立できることはもちろん、社内で優秀なエンジニアを育てるきっかけになると思います。
また個人的に意見ですが社内で請負契約のシステム開発をプロジェクトメンバー一丸となってやってた時の方が楽しかったです。


でもこういう問題を真剣に考えている人がどんどん出てきているということは
今後の日本のソフトウェア産業が変わるきっかけになるような気もします。
私も含めみんなが少しずつ考え、行動していけばこれからでも日本は世界に通用する
ものを作っていけるのではないでしょうか。