J2EEパターン
これまで自分が携わってきたウェブアプリケーションはあまり大規模なシステムが無かったこともありますが、自分の会社で優秀な人間が基盤を作りその基盤を元に開発していくということがほとんどでした。
小規模なものなら自分で基盤を作ってそのまま一人で作り上げることもありました。
ただそういったやり方だとそのシステムの保守の容易性やパフォーマンスといったところはかなりその基盤を作る人間のスキルに左右されてしまいます。
技術スキルのベースがあまりない会社では結構悲惨なソースが散らばってたりもするでしょう。
そういったことを改善するために確かに既に有名なGOFのデザインパターンはよい指針になります。
しかしウェブアプリケーションにおける指針になりえるかと言われるとそれは難しいでしょう。
そういった環境のなかよいウェブアプリケーションにおけるよい指針はないかと探しつづけているとようやくいい本に出合えました。(正直もっと早く読みたかったです)
- 作者: John Crupi,Dan Malks,近棟稔,吉田悦万,小森美智子,トップスタジオ,Deepak Alur
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/05/19
- メディア: 単行本
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純粋なデザインパターンとしても勉強になりますがJ2EEにおいて使うべきではないアンチパターンなどを例しながらよりよいウェブアプリケーションを構築するためのノウハウがふんだんに詰まってます。
自分もこういったときはどう記述すべきか悩んだときはまずこの本を見るようにしています。
J2EEでの開発に携わる方でよりよい方法を探している方はまずこの本から始めてみてください。