なぜ社員はやる気をなくしているのか
この本サラリーマン時代に読みたかったなーと思います。
- 作者: 柴田昌治
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2007/05/16
- メディア: 単行本
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今はフリーという立場で客先に常駐して仕事してますので
その会社の仕事のやり方をみてると自分の仕事と直接関係ないところでも「ああーっ、
もっとこうしたらいいのにああしたらいいのに」といろいろと思うのですが
自分の立場ではどうも言いにくい。
あんたには関係ないと言われればそれで終わりだし・・・。
そんな愚痴はともかくこの本の著者の分析力はほんとすごいです。
例えば冒頭ででてくるいじめについての話がとても印象的でしたが、
まさに今の日本を象徴しているように思います。
「いじめはあってはならない」ということと「いじめを許してはいけない」というのは
全く別の事であり、ようはあってはならないという考え方から問題をなかったことにしてしまおうと考え方が生まれてしまうだなーって事に気づきました。
会社で仕事で何かにいきづまってるサラリーマンや経営者の方には
きっとなにか仕事に対する解決の糸口がつかめる本だと思います。
コンサルという肩書きの人はみんな著者のような方であればいいのですが・・・。